ソウルに住んでいる人は「T-money」(ティー・マネー)と呼ばれるカードを利用しています。
「3.地下鉄に乗る」で1回用交通カードで乗車する方法をご案内しました。
観光でソウルに訪れた人は数回しか地下鉄を利用しませんので、1回用交通カードを利用しても、それほど面倒ではありません。しかし、ソウルに住んでいる人にとってはかなり面倒な作業になります。お金を支払うだけならまだしも、保証金の払い戻しもしなければいけません。
実際にソウルに住んでいる人は「T-money」(ティー・マネー)と呼ばれるカードを利用しています。日本で言う、東京のSuica(スイカ)、大阪のIcoca(イコカ)のようなものです。日本のカードに比べて優れているのは、「T-money」(ティー・マネー)はソウルも釜山も同じカードが利用できる点です。
あらかじめ「T-money」(ティー・マネー)にお金をチャージし、それを地下鉄の改札やバスの乗車時にかざすだけで、料金を支払うことができるカードです。
地下鉄の場合は乗るときと降りるときには必ず改札を通りますので、「T-money」(ティー・マネー)をかざし忘れるということはありませんが、バスの場合も乗るときと降りるときの両方、かざさなければいけませんので、忘れないようにしてください。忘れてしまいますと、次回乗車時に初乗り運賃の2倍が差し引かれます。
「T-money」(ティー・マネー)は地下鉄だけでなく、コンビニや映画館、カフェなど、どこでも利用できるので、とても便利です。
ソウルに観光で訪れた人でも、地下鉄を頻繁に利用する場合はとても便利なので、作ってみてはいかがでしょうか?
「T-money」(ティー・マネー)は地下鉄の窓口、自動発券機、コンビニ(GS25、ファミリーマート、セブンイレブン)などで、購入したり、チャージしたりでき、カードタイプ以外にも携帯ストラップ、腕時計タイプなど、かわいいデザインのものもあります。
裏には個別の番号が付いていますので、写真ではボカシを入れてあります。